ナギ

梛、竹柏、那木

マキ科(イヌマキ科)

和名 ナギ
別名 ナギノキ、コゾウナカセ、チカラシバ(力柴)、ベンケイナカセ、センビキ

学名 Podocarpus nagi (Thunb.) Zoll. et Moritzi ex Makino
異名 Nageia nagi (Thunb.) Kuntze
   Decussocarpus nagi (Thunb.) Laubenf.

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暖地性の常緑高木(針葉樹)で雌雄異株。花は5月頃に咲き、実は秋に熟す。樹皮が部分的にはがれるのが特徴。昔は種子油を灯火に使用したという。熊野信仰とも関連が深く、神社や寺院に植えられている場合が多い。ナギラクトンという他の植物の生育を抑制する作用のあるアレロパシー物質を分泌する。シカやウサギはこの葉を食べない。同音の「凪」に関連づけて、船乗りが大切にしてきたという。災難・苦難を「なぎ払う・なぎ倒す」ということで葉をお守りとしたり、葉が横に切れにくいことから縁結びの木といわれ、男女の縁が切れないように、女性が鏡の裏に葉を入れる風習がある。果実は2つ並ぶので、夫婦円満の木ともいわれる。変種にホソバナギ(var. angustifolia Makino)、マルバナギ(var. ovata Makino)、ウスユキナギ(var. ceasia Makino)がある。日本に自生するマキ科樹木はイヌマキとナギの2種。


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